家計教養講座：「18歳で成年を迎えるあなたへ -自由と責任を学ぼう-」
2022年4月より民放改正による18歳成年がスタートし、それまで未成年扱いだった18歳の高校三年生が、親の同意を得なくても様々な契約をすることができるようになりました。しかし、契約できるものとできないものの区別や、一度結んだ契約は簡単には取り消せないこと、お金の管理は自分の責任でやらなければならないことなど、大切な前提条件が曖昧なまま18歳成年を迎えている生徒も少なくありません。
当法人では「生き抜く力」を身に付ける家計教養講座の中で、相談事例や研究から得た知見をもとに、１８歳成年を対象とした、契約と責任を意識するための講座を提供しております。
今回は、18歳成年を迎える高校三年生に向けての講座をご紹介します。
講演の概要
一般社団法人NTSセーフティ家計総合研究所（東京都・港区）は、６月２１日（水）、杉並学院高等学校（東京都・杉並区）の高校三年生向けに、家計教養講座「18歳で成年を迎えるあなたへ -自由と責任を学ぼう-」と題し、第一部を「18歳成年と若者が陥りやすいお金のトラブル」、第二部を「進学に必要なお金と奨学金を知ろう」に分けて、約60分の講演を行いました。
講師は、当法人カウンセリングセンター長 有田宏美が務めました。
資料のサンプルはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d116700-11-cb49e1c0463e8ad574ba49ee054aed12.pdf
講演内容
第一部では、18歳成年についての情報提供と生徒の皆さんの意見表明を中心に、小ワークショップ（以下小ワークといいます）を実施し、参加意識を高める工夫を行いました。
今回の小ワークでは〇×で回答できる問題、全８問を一緒に考えました。
写真にもあるように、生徒の判断が分かれる問いもありましたが、その後の講師の説明に大きく頷く姿も見られました。続けて、「マルチ商法」の例示と問題点、対応策などについてもお伝えしましたが、特に、実例解説の部分では興味深く講師の話を聞き入っている様子がうかがえました。
また、第二部の「進学に必要なお金と奨学金を知ろう」では、実際の数字を示しながら、日本学生支援機構の奨学金についての基本的な紹介と、給付型と貸与型の違い、注意すべき点などを解説しました。
私どもの講演について
●私どもでは、今回の他にも、奨学金やキャッシングとの付き合い方などの講演を随時受け付けております。
特に学校での外部講師の活用は、学生・生徒に刺激を与え当事者意識を高めます。18歳成年の意識醸成、家計
管理や奨学金の金銭教育などの外部講師による講演をご検討の際は、ぜひ私どもにお声がけください。
●講演にかかる費用、他の講演の様子などは、お問い合わせ先URLまたはＱＲコードからご覧ください。
●講演内容はこれまで使った資料も利用しますが、主催者様から状況をお伺いし「むずかしいことをやさしく、
やさしいことをふかく、ふかいことをひろく」ご参加の皆様にお伝えすることを心掛けております。そのた
め、同一タイトルでも他の講演と内容が異なる場合がございます。
お問い合わせ先
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電話 03-6459-4770
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