急な弔事を支える社会インフラの構築に向け、多店舗展開およびプロダクト開発を加速し、国内最大級の無人店舗型の喪服レンタルサービスへ
喪服レスキュー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 後藤 佑介/永江 悠真、以下、喪服レスキュー)は、2026年7月8日、ALPHAおよびHIRAC FUNDをリード投資家として、NANKAI NEXT Ventures、エンジェルラウンドを引受先とする第三者割当増資に加えて、融資等を合わせて、総額約5億円の資金調達をシリーズAラウンドにて実施したことをお知らせいたします。これにより、24時間対応可能な無人店舗型喪服レンタルサービス『喪服レスキュー』の多店舗展開およびプロダクト開発を軸とした事業投資を加速し、誰もが安心して大切な人とのお別れと向き合える社会インフラの構築を目指してまいります。

左より、NANKAI NEXT Ventures 金谷 直紀氏、エンジェルラウンド 大越 匠氏、喪服レスキュー 永江 悠真、同 後藤 佑介、ALPHA 田中 正人氏、HIRAC FUND 甚野 広行氏、同 堀野辺 直斗氏
■事業開発の背景
日本では高齢化の進展に伴い年間死亡者数が増加しており、葬儀市場は今後も一定の需要が見込まれています。厚生労働省の死亡者数推計と葬儀参列者数をもとにした当社試算では、喪服の着用機会は2038年には年間約5,600万回規模に達する見込みです。

一方で、家族葬や直葬、一日葬など葬儀形式の多様化が進み、参列者が限られるケースや、短期間で準備を進めなければならないケースも増えています。こうした変化により、喪服を「必要なときに、すぐに、安心して準備したい」というニーズはこれまで以上に高まりつつあります。
そうしたなか、突然の訃報は、誰にとっても予期せぬタイミングで訪れます。大切な人との最後のお別れに向かうその時、「喪服がない」「すぐに用意できない」といった現実的な不安が、深い悲しみの中にいる人々にさらなる負担を与えることがあります。従来の喪服の購入やレンタルサービスでは、営業時間内での来店が前提となるほか、深夜・早朝の訃報への対応が難しいケースも少なくありません。また、希望するサイズやデザインが見つかるか分からないまま複数店舗を探し回る必要があるなど、急な弔事ならではのニーズに十分応えきれていない課題が存在していました。
■『喪服レスキュー』について
こうした課題を解決するため、「前提を疑い、仕組みを問い直し、未来のあたりまえをつくる」をパーパスに掲げる喪服レスキューは、2022年12月、喪服レンタル業界初(※自社調べ)の無人店舗型喪服レンタルサービス『喪服レスキュー』を開始しました。
利用者は、訃報を受けた後、スマートフォンからプラン選択・予約・決済を行い、専用キーで無人店舗へ入室することができます。24時間いつでも落ち着いて試着し、自分に合った喪服をその場で持ち帰ることができるため、突然のお別れに直面した際にも、喪服探しに奔走することなく大切な人との最後の時間に向き合うことができます。

高齢化の進展とライフスタイルの変化を背景にサービス需要は拡大を続け、2026年7月時点で全国22店舗を展開。2年間で約7倍の店舗拡大を実現し、急な弔事を支える新たな社会インフラとして、全国展開を進めています。

■資金調達の目的
今回の資金調達により、全国主要都市への多店舗展開と、ユーザー体験(UX)および店舗運営の高度化に向けたプロダクト開発に注力し、『喪服レスキュー』への事業投資を加速します。
1.全国主要都市への多店舗展開:全国主要都市への出店を通じた店舗ネットワークの強化を進めます。
2.ユーザー体験(UX)のアップデート:多様な体型や利用ニーズに対応するサイズ展開・商品ラインナップの拡充、受け取り方法や出店形態の多様化を推進。
3.店舗運営の高度化:生成AIを活用した店舗オペレーションの効率化や在庫・物流管理の最適化にも取り組むことで、急な弔事に直面した際でも、誰もが迷わず安心して利用できるサービス基盤を構築。
■今後の展望
今後は、安心・安全な喪服レンタル体験を全国規模で提供することで、急な弔事に直面した際の不安や負担を軽減する社会インフラとしての役割を強化するべく、多店舗展開とサービス開発に注力いたします。「前提を疑い、仕組みを問い直し、未来のあたりまえをつくる」というパーパスのもと、『喪服レスキュー』を起点として、人生の重要な局面におけるさまざまな課題を、テクノロジーと仕組みの力で解決する、新たな事業基盤の構築に取り組んでまいります。
誰もが突然の別れに直面したとき、迷わず、焦らず、安心して頼ることができる存在であること。『喪服レスキュー』は、そのような社会に欠かせないインフラとして、長期的に人々の安心を支えるサービスとしての事業成長をめざしてまいります。
【引受先各社からのコメント】
・田中 正人氏( ALPHA General Partner )
喪服レスキューを実際に利用した際、その利便性の高さを強く実感しました。さらに、店舗に置かれた顧客ノートには利用者の感謝や喜びの声が数多く寄せられており、多くの方に支持され、本当に必要とされているサービスであることを確信しました。こうした顧客起点の価値に加え、社会課題に真摯に向き合いながら事業を磨き続ける実行力を高く評価したことが出資の決め手となりました。今回の資金調達を機に、対応エリアやサービス領域をさらに拡大し、急な弔事の際に安心して利用できる社会インフラへと成長されることを期待しています。今後も全力で支援してまいります。
・甚野 広行氏 ( HIRAC FUND 取締役 パートナー )、堀野辺 直斗氏(同社アソシエイト)
喪服のネットレンタルサービスは既に存在していますが、喪服レスキューのような無人店舗型のサービスはこれまでになく、その場で試着し、すぐにレンタルできるという体験は、喪服という商材との親和性が非常に高いビジネスモデルだと感じました。また、短期間で複数店舗へと拡大してきた推進力に加え、全店舗で高い口コミ評価を獲得している点にも、サービスの本質的な強さを感じています。こうした実行力とUXの強さを評価し、この度の出資を決定しました。今後のさらなる店舗拡大と事業成長を、私たちも全力で支援してまいります。
・金谷 直紀氏( NANKAI NEXT Ventures 投資部部長 )
喪服レスキューは、大切な人とのお別れに向き合う方々に寄り添い、「必要な時に、初めてでも安心して利用できるサービス」として高い顧客評価を得ています。短期間で再現性高く多店舗展開を進めてきたチームの実行力に加え、サービスとオペレーションの両面を継続的に磨き込んできたことが、現在の成長を支えていると感じています。こうした強い事業基盤と成長力に魅力を感じ、この度出資いたしました。急な弔事に直面した際、誰もが安心して頼ることのできる社会インフラとして、さらなる発展を期待しております。
・大越 匠氏( エンジェルラウンド 代表取締役 General Partner )
喪服レスキューは、「突然必要になる喪服」という誰もが経験し得る不便に対して、24時間対応の無人店舗型レンタルという新たな解決策を生み出した、まさにパイオニアだと感じています。潜在的なニーズに向き合い、これまで存在しなかった選択肢を事業として成立させ、さらに拡張性のある形へと育ててきた点に大きな可能性を感じています。今回の資金調達を機に、その挑戦をさらに加速させていけることを楽しみにしています。
【喪服レスキュー株式会社】
2022年12月より、喪服レンタル業界初の無人店舗による喪服レンタルサービス「喪服レスキュー」を運営しています。24時間利用可能(一部店舗除く)な店舗で喪服の試着・レンタルが可能なため、急に必要になる喪服を安心して準備することができます。
・所在地:東京都渋谷区代々木2-39-10 クリエイト代々木4階
・代表者:後藤佑介/永江悠真
・設立:2022年11月
・事業内容:喪服のレンタルサービス「喪服レスキュー」の運営
・コーポレートサイト:https://mofuku-rescue.co.jp/
・サービスサイト:https://mofuku-rescue.com/