世界最大級のWebスクレイピングプラットフォーム上で、単一エンドポイントから最適なAIモデルを自動選択
FlashLabs株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:細井 洋一)が日本国内での販売を担うAIゲートウェイ「OrcaRouter(オルカルーター)」が、Webスクレイピング・自動化のグローバルプラットフォーム「Apify(エイピファイ)」のマーケットプレイスに、公式Actorとして掲載開始されたことをお知らせします。本掲載により、Apify上で稼働するActor(アクター)を通じて、開発者は追加のコードを書くことなく、OpenAI互換のエンドポイント1つから、OpenAI・Anthropic(Claude)・Google(Gemini)・xAI(Grok)・DeepSeek・Qwenなど200を超えるLLMを呼び分けられます。なお、OrcaRouterはContinuum AI(米国)が開発し、FlashLabsが日本国内で提供しています。

背景・狙い
生成AIの実装が「単一モデルの利用」から「複数モデルの使い分け」へと移行する中で、AIエージェントやWeb自動化のワークフローでは、タスクごとに最適なLLMを選ぶことが当たり前になりつつあります。
しかし、各社のLLM APIは仕様が異なり、モデルを切り替えるたびに実装の修正が発生します。これはベンダーロックインや、過剰スペックなモデルへの不要な支出を生む温床となっていました。
一方、Apifyは数万種類のActor(スクレイパー・自動化ツール)を擁し、AIエージェント構築の基盤として急速に普及しています。そこに「安価かつ柔軟に組み込めるLLMバックエンド」を求める声が高まっていました。
OrcaRouterをApify上で提供することで、開発者は追加コードなしに、コスト最適化された多モデルアクセスを自身の自動化ワークフローへ直接組み込めるようになります。Apifyが得意とするWebデータ収集・自動化と、OrcaRouterのLLMルーティングを、ひとつの環境で完結させることができるようになります。
Apify Actor「OrcaRouter」の概要
価格:
- Apify上のOrcaRouter Actorは無料で利用可能
- 利用には自身のOrcaRouter APIキー(sk-orca-)が必要。OrcaRouterは無料クレジット付きで試用可能(料金詳細は公式サイト参照)
主要機能:
- OpenAI互換のエンドポイント1つで、200を超えるLLMにアクセス
- OpenAI・Anthropic・Google・xAI・DeepSeek・Qwenほか主要プロバイダーに対応
- プロンプトに応じて最適モデルを選ぶ「適応ルーティング(Adaptive Router)」を搭載
- chat completions・messages・embeddings・モデル一覧の各APIに対応
- APIキーは環境変数、またはリクエストヘッダー(Authorization: Bearer / X-OrcaRouter-Api-Key)で指定可能
URL:
- OrcaRouter on Apify
- OrcaRouter コンソール(APIキー取得)
利用可能モデル例:
- OrcaRouter Fable 5 Fusion API (モデル詳細はこちら)
- Anthropic Claude Opus 4.8 API
- OpenAI GPT 5.5 API
- Gemini 3.5 FlashAPI
- MiniMax M3 API
- DeepSeek V4 Pro API
- Qwen3.7 Max API
- Z.AI GLM5.2 API
企業にもたらす価値
1. Apifyエコシステムとのシームレスな統合
Apify上でAIエージェントやActorを構築する開発者は、独自のLLMプロキシを開発・保守する必要がなくなります。OrcaRouter Actorを呼び出すだけで、最適なモデル選択とコスト最適化が自動的に適用されます。
2. マルチモデル運用のコストと複雑性を削減
複数プロバイダーのAPIキー管理、モデルごとの価格比較、フェイルオーバー設計といった運用負荷をOrcaRouterが一元管理。開発者は本来のプロダクト開発に集中できます。
3. プロンプト単位の最適化でLLM支出を約40%削減
OrcaRouterのコンテキスト・バンディット(LinUCB)による学習型ルーティングが、定型処理を高性能オープンモデルに振り分けることで、品質を落とさずにコスト削減を実現します。
今後の展開
FlashLabsは、OrcaRouterのエコシステム拡大を通じて、日本企業のAI活用における「コスト」「品質」「運用負荷」の三位一体の課題解決を加速します。Apifyとの連携に続き、他の主要開発ツールとの統合も拡大中であり、開発者が慣れ親しんだ環境のまま高度なAIルーティングを利用できる世界を目指します。
代表コメント
FlashLabs株式会社 代表取締役 細井 洋一
「日本企業のAI本番運用において、コストと品質の両立は喫緊の課題です。Apifyエコシステムとの統合により、Webデータ収集からAI推論までの一連のワークフローを、単一のプラットフォーム上で最適化できる環境が整いました。日本の開発者・企業の皆様が、ベンダーに縛られず、最適なAIを最適なコストで使いこなせる環境づくりに、引き続き貢献してまいります。」
OrcaRouterについて
OrcaRouter(オルカルーター)は、米国Continuum AI Corpが開発したAIゲートウェイです。プロンプトごとに難易度を判定し、高度な推論はフロンティアモデル(Claude、GPT-5.5等)へ、定型処理は高性能オープンモデル(DeepSeek、Qwen等)へ自動ルーティングします。200以上のLLMに対して単一エンドポイント・単一APIキーでアクセス可能で、ルーティング手数料0%、ミッドストリーム・フェイルオーバー、ガードレール機能を標準搭載。導入はOpenAI SDKのbase_urlを1行変更するだけで完了します。FlashLabs株式会社が日本国内での販売を担っています。
OrcaRouter 公式サイト
FlashLabs株式会社について
FlashLabsは、営業とカスタマーエクスペリエンスを自動化、そして最終的には自律化へ導くことを目指すAI応用研究所です。機械の処理速度・精度と人間の戦略的洞察を融合させた"Human-AI Hybrid"で、従来手法を凌駕する成果を企業にもたらします。
FlashLabs株式会社 公式サイト
Continuum AIについて
Continuum AIは、OrcaRouterを開発する米国のAI企業です。適応型ルーティング技術により、複数のLLMプロバイダーを横断した効率的なAI活用基盤を提供しています。
Continuum AI 公式サイト
Apifyについて
Apifyは、チェコ共和国プラハに本社を置くWebスクレイピング・自動化プラットフォームです。40,000以上のActorが公開される世界最大級のマーケットプレイスを運営し、Instagram、TikTok、LinkedIn、Google Mapsなど主要Webサービスのデータ収集からAIエージェント構築まで、幅広い自動化ユースケースに対応しています。MCP(Model Context Protocol)サーバー機能により、ClaudeやCursorなどのAIツールとの統合も可能です。
公式サイト: https://apify.com
本件に関するお問い合わせ先
FlashLabs株式会社 マーケティング部
koki.kobayashi@myflashcloud.com
URL: https://www.flashlabs.ai/