- HPE Morpheus Softwareは、AIおよび従来のエンタープライズワークロードに対応する新しいエージェント型オーケストレーション機能と統合コントロールプレーンを実装し、エージェント型エンタープライズに向けて仮想化環境の運用・管理を支援
- GreenLake Intelligenceは、AIファクトリー、エージェント、ワークロードの可視化・ガバナンスを支援する新機能により、ハイブリッドIT向けのエージェント型AIOpsを強化
- HPEはServiceNowとの提携により、IT環境全体のリアルタイムなインサイトを、GreenLake Intelligenceを活用して自律型かつAI主導のサービスデリバリーへと転換
- HPE Private Cloudは、標準化されたエアギャップ運用を、エッジからデータセンターまで、規制が厳しい環境やソブリン環境に向けて拡張
※本リリースは、HPE(本社:米国テキサス州ヒューストン)が、2026年6月17日(現地時間)に開催されたHPE Discover Las Vegas 2026で発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文はこちらをご参照ください。
HPEは、エージェント型エンタープライズにおける統合運用を実現するため、GreenLake全体のケイパビリティ拡充としてエージェント型AIOps、プライベートクラウド、AIインフラストラクチャ向けソフトウェアにわたるイノベーションを発表しました。GreenLakeを通じてHPEは統合運用モデルを提供し、仮想化コスト上昇への対応、新たなAIワークロードに対応するためのモダナイゼーション、運用の複雑性の軽減を支援します。
HPEのハイブリッドクラウド担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CTOであるフィデルマ・ルッソ(Fidelma Russo)は次のように述べています。
「企業におけるAI活用が拡大する中、ハイブリッド環境全体でAIインフラストラクチャを適切に管理し、環境の分断や想定外のコスト増を回避しながら運用をモダナイズするための、よりシンプルな方法が求められています。さらに高度化したGreenLakeは、今求められるエージェント型ハイブリッド運用に向けて、実績に基づく一貫した道筋を提供するとともに、将来の自律運用を見据えた基盤にもなります」
GreenLakeによりAIファクトリーとハイブリッド環境全体にエージェント型AIによる運用体験を提供
GreenLake Intelligenceは、ハイブリッドクラウドおよびAI運用に向けたエージェント型AIフレームワークを提供します。集中管理型のエージェントレジストリ、インテリジェントなプランニングおよびオーケストレーション機能、セキュアなガバナンス機能により、組織はインフラストラクチャ、アプリケーション、運用ワークフロー全体にわたり、AIエージェントを管理・調整できます。
- HPE OpsRamp Operations Copilotは、エージェントとLLMに対する新たな可観測性を提供し、エージェント、マルチベンダーのAIファクトリー、ワークロード全体で、AI利用状況の監視、トークン単位の利用量の管理、運用コストの把握を行えるようにします。同Copilotは、フルスタックテレメトリの相関付けとエージェント型の根本原因分析を通じて、問題を未然に特定します。
- HPEは、ServiceNowとの提携により、IT環境全体のリアルタイムなインサイトを自律型かつAI主導のサービスデリバリーへと転換します。OpsRamp Operations Copilotを通じたGreenLake IntelligenceとServiceNowの自律型AIワークフォースの統合により、HPEとServiceNowは、AIインフラストラクチャ全体の可観測性からエンドツーエンドの自律型サービスデリバリーまでをつなぐ、エージェント型IT運用の信頼できる単一の情報源を構築します。
HPE Morpheus Softwareは、既存の仮想化プラットフォームに代わる、エンタープライズグレードの多機能な選択肢を提供します。今回、ハイブリッドクラウド環境向けに、セルフサービス型プロビジョニングと、統合された可観測性および運用機能を組み合わせました。企業は、単一のソケット単位サブスクリプションのもとで、VMおよびコンテナワークロードのプロビジョニングと管理、テレメトリとAIによるインサイトの相関付けを行い、確信をもって運用できます。Morpheusの最新機能は以下のとおりです。
- 新しいHPE Morpheus Orchestration Copilotは、GreenLake Intelligenceの一部として、インフラストラクチャとワークロードのプロビジョニングおよびオーケストレーションに伴う、複数ステップ・複数ツールにわたる手作業のワークフローに起因するコストやエラーを解消します。企業は、モデル持ち込み(BYOM)型アーキテクチャを通じて、組み込みのガバナンスとセキュリティガードレールを備えた環境で、任意のAIツールを活用できます。同Copilotは、インフラストラクチャとワークロードのプロビジョニングをエンドツーエンドで自動化・オーケストレーションし、リソースに制約のあるチームが確信をもって迅速に業務を進められるよう支援します。
- 新しいHPE Morpheus Centralは、GreenLakeを通じて提供され、複数のHPE Morpheus環境にわたる可視化、ガバナンス、管理を一元化します。
- HPE MorpheusでSDN(ソフトウェアデファインドネットワーキング)が利用可能になり、ゼロトラストセキュリティ、マルチテナンシー、一貫したポリシー適用、VXLANオーバーレイネットワーキングを実現するとともに、プロビジョニング時間を最大60%短縮します。
- HPE Juniper ApstraとHPE Morpheusの連携によりインテントベースのクローズドループネットワーク自動化を利用可能で、稼働中のネットワーク状態を継続的に検証し、設定ドリフトを解消し、大規模環境におけるポリシー適用を自動化します。
- ストレッチクラスター機能は、同期レプリケーションと自動フェイルオーバーにより、2つのアクティブサイト間でメトログレードのレジリエンスを実現します。
- HPE Zerto Softwareは、継続的データ保護を活用し、VMware環境からHPE仮想マシンへのライブワークロード移行を可能にします。
HPE、仮想化移行のリスクを軽減し、サービスプロバイダーによるプライベートクラウドサービス構築を支援
HPE Partner Growth Summit 2026で発表された新プログラムにより、HPEはお客様とサービスプロバイダーを支援します。
- 仮想化向けの新しいプラットフォーム移行プログラムにより、パートナーはお客様の移行時における財務リスクを軽減し、二重支払いを回避できるよう支援できます。新規のHPE Morpheus SoftwareのVM Essentialsのお客様は、VM Essentialsのライセンスを最長1年間無償で利用できるほか、HPE仮想マシンへの無停止移行を支えるHPE Zertoを1年間1ドルで利用でき、さらにHPE Financial Servicesを通じてソフトウェアを金利0%で利用できます。
- HPE CloudOps Software for cloud service providersは、クラウドサービスプロバイダー(CSP)が、マルチテナンシー、セルフサービス、SDN、ポリシーベースのガバナンス、コスト管理を備えた差別化されたプライベートクラウドサービスを構築、運用、収益化できるよう支援します。HPE Cloud Commitプログラムは、コミット済み利用額に紐づく優遇価格とサービスにより、さらなる価値を提供します。
HPE Private Cloud、エッジからデータセンターまで統合運用とエアギャップ運用を拡張
HPE Private Cloudポートフォリオは、外部ネットワークから切り離された環境、規制が厳しい環境、ソブリン環境に向けて、HPE Morpheusを基盤とする単一のコントロールプレーンおよび、標準化・統合されたエアギャップ型運用環境を提供します。
- HPE Private Cloud PC3000は、エッジおよびコアの導入環境全体でエアギャップ型導入に対応するようアップデートされました。
- 新しいVMware vSphere 9検証機能により、HPE Private Cloud PC3000のお客様は、プラットフォーム移行をしなくても、最新環境を維持できます。あわせてHPE Morpheusは、単一プラットフォーム上でHPE仮想マシン(VM)とコンテナの統合管理を実現します。
- HPE Private Cloud PC7000は、マネージド環境、大規模環境、ミッションクリティカル環境におけるデータセンター運用のモダナイゼーションを支援します。
- HPE Morpheus全体へのアップデートがHPE Private Cloud PC7000にも適用され、Terraformサポートによるコードとしてのインフラストラクチャ(IaC)、自動化されたプライベートクラウド運用、VMware vSphere 9の検証を提供します。
- エアギャップ型のHPE Private Cloud PC7000は、米国防情報システム局(DISA)のImpact Level 4(IL4)認証取得に向けた要件を満たす構成を備えています。IL4は、エアギャップ型導入がセキュアな設計・開発、構成の強化、脆弱性管理に関する要件を満たし、主要な国内外のセキュリティコンプライアンス標準に整合できる、強固なセキュリティ基盤を提供します。
現在の部材価格の変動によりコストの見通しが立てにくい状況に対応できるよう、GreenLake Flex Solutionsは、柔軟な従量課金型モデルを利用可能にし、新機能により、ハイブリッドインフラストラクチャの運用を簡素化します。GreenLake Flexの新たな統合インターフェースにより、ハイブリッド環境の可観測性、ITサステナビリティに関するインサイト、利用量分析が集約され、すべてのツールと機能に一元的にアクセスできます。また、GreenLakeエコシステムの主要なサードパーティ製ソフトウェアソリューションを、GreenLake Marketplaceを通じて直接購入できるようになりました。
提供開始時期
- GreenLake Intelligenceに含まれるHPE OpsRamp Operations Copilotは、提供中
- GreenLake IntelligenceとServiceNowの連携機能は、2026年から2027年にかけて順次展開予定
- HPE Morpheus Softwareのアップデートは、2026年第2四半期から第3四半期にかけて順次展開予定
- HPE CloudOps Software for cloud service providersは、提供中
- HPE Private CloudのPC3000およびPC7000向けエアギャップ対応機能は、2026年第3四半期に提供開始予定
- HPE Private Cloudの追加新機能は、2026年第3四半期に提供開始予定
- お客様およびISV間のGreenLake Marketplaceでの直接取引は、現在可能
ServiceNow、ServiceNowロゴ、およびその他のServiceNowのマークは、米国およびその他の国におけるServiceNow, Inc.の商標または登録商標です。
■ HPEについて
HPE(NYSE: HPE)は、AI、クラウド、ネットワーキングの力を結集し、組織が持つ可能性を最大化できるよう支援する、エンタープライズテクノロジーのリーディングカンパニーです。新たな可能性を切り拓く先駆者として、HPEは、イノベーションと高度な知識と経験を通じて、人々の生活そして働き方の向上に貢献しています。HPEは、あらゆる業界のお客様が運用効率を最適化し、データから価値ある示唆を導き出し、その効果を最大化できるよう支援しています。Unlock your boldest ambitions with HPE - HPEはお客様と共に、大きな志の実現に寄与します。詳細は www.hpe.com をご覧ください。
■ プレスルーム
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