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医療法人社団鉄結会

夏バテ経験者の78.3%が肌トラブルを実感、食生活の乱れが原因と回答した人は65.7%に

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土用の丑の日を前に実施した食生活と肌荒れに関する意識調査で、栄養バランスの偏りが夏の肌悩みに直結することが明らかに

【結論】本調査のポイント
結論から言うと、夏バテで肌が荒れるのは栄養不足による皮膚のターンオーバー異常と、タンパク質・ビタミン・ミネラル不足によるバリア機能低下が主な原因です。食欲低下でそうめんや冷たい麺類に偏ると、肌の材料となる栄養素が不足し、乾燥・くすみ・吹き出物などの症状として現れます。

・夏バテ経験者の78.3%が何らかの肌トラブルを経験している
・夏の食生活で「炭水化物に偏りがち」と回答した人が72.0%に上る
・肌荒れと食生活の関係を意識している人は42.7%にとどまる
用語解説
■ 夏バテとは
夏バテとは、高温多湿の環境による自律神経の乱れや、食欲低下・睡眠不足などが重なり、全身の倦怠感や体調不良を引き起こす状態である。医学的には「暑熱障害」の軽度なものに分類され、栄養不足が続くと皮膚症状にも影響を及ぼす。
■ ターンオーバーとは
ターンオーバーとは、皮膚の新陳代謝のことで、表皮の基底層で生まれた細胞が角質層まで押し上げられて剥がれ落ちるまでの周期を指す。通常約28日周期だが、栄養不足やストレスにより周期が乱れると、肌荒れや乾燥の原因となる。
■ 皮膚バリア機能とは
皮膚バリア機能とは、皮膚の最外層である角質層が持つ、外部刺激から体を守り水分蒸発を防ぐ働きである。タンパク質や必須脂肪酸、ビタミンなどの栄養素が不足すると、このバリア機能が低下し、乾燥や炎症を起こしやすくなる。
夏の食生活パターン別・肌への影響比較
[表: https://prtimes.jp/data/corp/56499/table/240_1_3d5f5b3ff98c77f678dc7add8713937a.jpg?v=202607270945 ]
※一般的な目安であり、個人差があります。

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、2026年7月27日の土用の丑の日を前に、夏の食生活と肌荒れの関係に関する意識調査を実施しました。夏バテシーズンに増加する肌トラブルの実態と、食生活との関連性について、全国の20~50代の男女300名を対象に調査を行いました。
調査背景
夏は暑さによる食欲低下から、そうめんや冷たい麺類など炭水化物に偏った食事になりがちです。土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、夏バテ防止の知恵として古くから伝わっていますが、現代では日常的な栄養バランスの乱れが肌トラブルの原因となるケースが増えています。当院では夏に肌荒れを訴えて来院される患者様が増加する傾向にあり、その多くが食生活の乱れを自覚されていることから、本調査を実施いたしました。
調査概要
調査対象:全国の20~50代の男女で、過去1年以内に夏バテを経験したことがある方
調査期間:2026年7月6日~7月15日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】夏バテ経験者の78.3%が肌トラブルを実感
設問:夏バテの時期に、肌トラブルを経験したことはありますか?

夏バテ経験者の約8割が肌トラブルを実感しており、夏の体調不良と肌状態には密接な関連があることがわかります。特に「よく経験する」と回答した人が3割を超えており、毎年繰り返し悩んでいる人が多い実態が明らかになりました。
【調査結果】夏の肌悩み1位は「肌の乾燥・カサつき」で28.3%
設問:夏バテの時期に最も気になる肌症状は何ですか?(単一回答)

意外にも夏でありながら「乾燥・カサつき」が最多となりました。これは、冷房による乾燥に加え、栄養不足による皮膚バリア機能の低下が原因と考えられます。吹き出物も24.0%と高く、栄養バランスの乱れが様々な形で肌に現れていることがうかがえます。
【調査結果】72.0%が「炭水化物に偏りがち」と回答
設問:夏の食生活について、当てはまるものを選んでください(複数回答可・最も当てはまるもの)

7割以上が炭水化物中心の食事に偏っており、タンパク質やビタミンが不足しやすい状況にあることがわかります。複数の項目に当てはまる人も多く、夏の食生活は複合的に栄養バランスを崩しやすい傾向が見られます。
【調査結果】食事と肌の関係を「意識している」人は42.7%にとどまる
設問:食生活の乱れと肌荒れの関係について、どの程度意識していますか?

食生活と肌荒れの関係を意識している人は半数以下にとどまっており、多くの人が食事と肌状態の関連性を十分に認識していないことがわかります。スキンケアに注力しても食生活が乱れていれば効果が出にくいことへの理解が広まっていない現状が浮き彫りになりました。
【調査結果】65.7%が「スキンケア強化」を選択、食事改善は18.3%のみ
設問:夏の肌荒れが気になった時、最初にとる対策は何ですか?(単一回答)

多くの人がスキンケアでの対処を第一選択としており、根本原因である食生活の見直しに着目する人は2割弱にとどまっています。外側からのケアだけでなく、内側からの栄養補給の重要性についての啓発が必要であることが示唆されます。
調査まとめ
本調査により、夏バテ経験者の約8割が何らかの肌トラブルを経験しており、その背景には炭水化物に偏った食生活や食事量の減少があることが明らかになりました。一方で、食生活と肌荒れの関係を意識している人は半数以下にとどまり、肌荒れの対処法としてスキンケアを選ぶ人が約7割を占めるなど、栄養面からのアプローチへの認識が不足している実態が浮き彫りになりました。土用の丑の日を迎えるこの時期、うなぎに限らず日々の食事で肌に必要な栄養素を意識的に摂取することの重要性が再確認されました。
医師コメント|アイシークリニック 高桑康太医師
皮膚科医として15年以上の臨床経験から申し上げると、夏の肌荒れの多くは栄養不足に起因しており、スキンケアだけでは根本的な改善は難しいのが実情です。

皮膚は体の中で最も大きな臓器であり、その健康状態は全身の栄養状態を反映します。夏バテで食欲が落ち、そうめんや冷たい麺類ばかり食べていると、肌の材料となるタンパク質、ターンオーバーに必要なビタミンB群、コラーゲン生成に関わるビタミンC、血色に関わる鉄分などが不足します。

特に注意が必要なのは、皮膚のバリア機能を維持するために必要なタンパク質と必須脂肪酸です。これらが不足すると、角質層の構造が乱れ、水分保持能力が低下します。エアコンの効いた室内で過ごすことが多い現代では、この栄養不足による乾燥と環境要因による乾燥が重なり、深刻な肌トラブルにつながることがあります。

当院を受診される夏の肌荒れ患者様の中には、外用薬による治療だけでなく、食生活の改善指導を行うことで劇的に症状が改善するケースも少なくありません。皮膚症状は体からのサインであり、栄養状態の見直しが必要というメッセージと捉えることが大切です。

土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、ビタミンA・B群・E、良質なタンパク質を摂取できる理にかなった知恵です。ただし、日常的にはより身近な食材で継続的に栄養バランスを整えることが重要です。

【エビデンス】日本皮膚科学会の診療ガイドラインでも、アトピー性皮膚炎などの炎症性皮膚疾患において栄養状態の重要性が言及されており、特にビタミンD・亜鉛・オメガ3脂肪酸などの栄養素と皮膚バリア機能の関連が示されています。皮膚科医としての臨床経験からも、食生活の改善と皮膚症状の改善には明確な相関が認められます。
夏の肌荒れを防ぐ栄養摂取のポイント
・タンパク質:肌の材料となる。卵・豆腐・魚など消化しやすいものを毎食取り入れる
・ビタミンB群:ターンオーバーを正常化。豚肉・レバー・うなぎ・納豆に豊富
・ビタミンC:コラーゲン生成を促進。夏野菜(トマト・パプリカ・ゴーヤ)で補給
食欲がない時の工夫
・冷やし豆腐・枝豆・温泉卵など、冷たくても栄養価の高い食品を選ぶ
・味噌汁やスープで水分と栄養を同時に摂取する
・薬味(大葉・みょうが・生姜)を活用して食欲を刺激する
皮膚科受診の目安
・食生活を改善しても2週間以上肌荒れが続く場合
・強いかゆみや痛み、膿を伴う症状がある場合
・広範囲に湿疹や赤みが広がっている場合
高桑 康太(たかくわ こうた)医師

皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当

専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医

臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上

略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者

監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. 夏バテで肌が荒れるのはなぜですか?
A. 栄養不足により皮膚のターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下することが主な原因です。
夏バテで食欲が落ちると、肌の材料となるタンパク質やターンオーバーに必要なビタミンB群が不足します。本調査では72.0%が炭水化物に偏った食事をしていると回答しており、これらの栄養素不足が肌荒れの原因となっています。さらに冷房による乾燥も加わり、複合的に肌トラブルを引き起こします。

Q2. 夏に不足しやすい栄養素と肌症状の関係は?
A. タンパク質不足は乾燥・ハリ低下、ビタミンB群不足は吹き出物、鉄分不足はくすみの原因となります。
調査結果で最も多かった肌悩みは「乾燥・カサつき」(28.3%)で、これはタンパク質不足による皮膚バリア機能低下が主因です。次いで多い「吹き出物」(24.0%)はビタミンB群不足、「くすみ」(19.7%)は鉄分不足と関連しています。炭水化物中心の食事ではこれらすべてが不足しやすくなります。

Q3. スキンケアと食事、どちらが肌荒れ対策に重要ですか?
A. どちらも重要ですが、根本的な改善には食事からの栄養補給が不可欠です。
本調査では65.7%がスキンケア強化を第一選択としていますが、食生活の見直しを選んだ人は18.3%にとどまりました。スキンケアは外側からの保護として重要ですが、肌の材料となる栄養素が不足していては新しい健康な肌は作られません。両方のアプローチを組み合わせることが最も効果的です。

Q4. うなぎ以外で夏の肌に良い食べ物は?
A. 卵・豆腐・豚肉・夏野菜など、日常的に取り入れやすい食品で十分に栄養補給できます。
うなぎはビタミンA・B群・Eと良質なタンパク質を含む優れた食品ですが、毎日食べるのは現実的ではありません。卵はアミノ酸バランスに優れ、豆腐は消化しやすい植物性タンパク質源、豚肉はビタミンB1が豊富です。トマトやパプリカなどの夏野菜でビタミンCを補えば、日常的な食事で肌の健康を維持できます。

Q5. 夏の肌荒れが長引く場合、いつ皮膚科を受診すべきですか?
A. 食生活を改善しても2週間以上症状が続く場合は、皮膚科への相談をおすすめします。
本調査では皮膚科受診を選択した人はわずか8.7%でしたが、慢性的な肌荒れの背景には皮膚疾患が隠れている可能性もあります。特に強いかゆみ、痛み、膿を伴う症状、広範囲の湿疹がある場合は早めの受診が必要です。栄養指導を含めた総合的なアドバイスを受けることで、根本的な改善につながります。
放置のリスク
・慢性的な栄養不足は肌老化を加速させ、シワやたるみの原因となる
・皮膚バリア機能の低下により感染症やアレルギー反応を起こしやすくなる
・肌荒れの放置により色素沈着や瘢痕が残る可能性がある
こんな方はご相談ください|受診の目安
・食生活を改善しても2週間以上肌荒れが続く場合
・かゆみや痛みが強く、日常生活に支障がある場合
・膿や浸出液を伴う症状がある場合
・広範囲に湿疹や赤みが広がっている場合
・市販薬を使用しても改善が見られない場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開で通院しやすい
・皮膚科・形成外科の専門知識を持つ医師による総合的な診療
・肌トラブルの原因究明から生活指導まで一貫したサポート
・当日予約・当日施術にも柔軟に対応

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

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