低分子医療品の力で中枢神経系疾患を克服する研究を行う東北大学発スタートアップのNeusignal TherapeuticsがシリーズBラウンドで53億2,000万円を調達
成長産業支援事業を推進するフォースタートアップス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:志水 雄一郎・代表取締役 COO:恒田 有希子 以下、フォースタートアップス)は、継続的にスタートアップ動向に関する調査を行い、当社サービスである「STARTUP DB(スタートアップデータベース)」に調査結果を公開しています。今回は、2026年6月に発表された「スタートアップ資金調達金額ランキング(2026年6月)」を発表いたします。

2026年6月に発表された資金調達の金額ランキング
認知症・精神疾患治療薬の研究・開発を中心に、低分子医療品の力で中枢神経系疾患を克服する研究を行う東北大学発スタートアップのNeusignal Therapeutics(ニューシグナル セラピューティクス)は、シリーズBラウンドで53億2,000万円を調達しトップに立ちました。
海外でインターネットを利用することができるサービスの運営を手掛けるトリファは、シリーズCラウンドで33億円(プレスリリースで発表された50億円から、登記簿で公表された調達金額17億円を抜いた額)を調達し2位に続きました。
※2026年6月の資金調達額の合計をランキング形式で並べました。原則的に登記簿から取得した調達日を優先しており、次点でプレスリリースなどの公式発表も集計しています。

1位は東北大学発スタートアップのNeusignal Therapeutics(ニューシグナル セラピューティクス)で、53億2,000万円を調達しました。
同社は東北大学医薬品開発研究センターの森口茂樹准教授の研究成果を基に、中枢系疾患に対する治療薬開発を手掛けています。中枢系疾患の1つであるアルツハイマー型認知症は、急速な高齢化を背景に患者数が増加しており、世界的に治療薬の開発が行われていますが、依然としてアンメットメディカルニーズが非常に大きい領域です。同社は新規作用機序を有する低分子医薬品の開発を通じて、アルツハイマー型認知症に苦しむ患者の治療満足度向上、家族・介護者の負担軽減等への貢献を目指しているとのことです。
2位はアプリ1つで簡単に海外でインターネットを利用することができるサービスを展開するトリファで、シリーズCラウンドで33億円(プレスリリースで発表された50億円から、登記簿で公表された調達金額17億円を抜いた額)を調達しました。
「トリファ」は世界195ヵ国の“eSIM”を購入できる海外用データ通信アプリです。アプリ上でデータの購入・使用ができるので面倒な手続きは一切不要です。目的に合わせた柔軟なプランを提供しており、海外旅行、海外出張、日本への一時帰国とさまざまなケースで利用が可能となっています。また、24時間365日体制で日本語でのカスタマーサポートも充実しています。これからもよりグローバルな視点で世界中の方へシームレスでストレスフリーな旅行体験を提供できるようサービス拡充していくとのことです。
3位はDMM GAME翻訳の統合AI翻訳環境「AlgoLoc」を提供するKOWRO(コヲロ)で、30億円を調達しました。
「AlgoLoc」は、ゲームやエンターテインメントコンテンツ向けのAI翻訳・翻訳管理プラットフォームです。翻訳ディレクションの作成からAI翻訳、リライト、品質チェックまでをAIと翻訳者の協働により一貫して支援します。キャラクター設定や世界観、シーンの文脈、文字数制限などを考慮した高品質な翻訳を実現できる点が特徴です。また、訳文品質チェッカーや用語集管理機能を備え、多言語展開における翻訳コスト削減と制作期間短縮を支援しています。
同じく3位は、居住空間に適応し家事を代行するセミヒューマノイド型サービスロボット「MW bot」を提供するMW(エムダブリュー)で、30億円を調達しました。
「MW bot」は、完全な人型に限定せず、住環境そのものと融和する設計思想を採用したセミヒューマノイドロボットです。自律移動技術や各種センサー、AIによる認識・制御技術を活用し、安全性と効率性を両立しながら家庭内を移動し、掃除や運搬などの汎用的な家事タスクを遂行する点が特徴です。住宅という日常空間での継続利用を前提に、人の生活リズムに自然に溶け込み、居住者を日々の家事負担から解放することを目指しているとのことです。
無料メールマガジンのご案内
無料のメルマガ会員にご登録頂くと、記事の更新情報を受け取れます。プレスリリースなどの公開情報からは決して見えない、スタートアップの深掘り情報を見逃さずにキャッチできます。さらに「どんな投資家から・いつ・どれくらいの金額を調達したのか」が分かるファイナンス情報も閲覧可能に。「ファイナンス情報+アナリストによる取材」でスタートアップへの理解を圧倒的に深めます(STANDARD会員登録ページへ遷移します)。
https://startup-db.com/auth/register
【調査概要】
・タイトル:「スタートアップ資金調達金額ランキング」
・調査期間:2026年6月1日~6月30日まで(2026年7月2日時点)
・レポート記事:STARTUP DB (https://journal.startup-db.com/articles/funding-ranking-202606)
・調査機関(調査主体):フォースタートアップス株式会社(自社調査)
・調査対象 :当社サービス『STARTUP DB』が取得した登記簿謄本、プレスリリース、ニュース情報に記載している情報
・有効回答数(サンプル数) :26,000社
・調査方法(集計方法、算出方法) :期間内のデータを集計
※当社が取得した登記簿謄本に記載している情報を元に参考値として算出しておりますが、当社は、本情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではなく、本情報に基づいて被ったいかなる損害についても一切責任を負いません。
STARTUP DB(スタートアップデータベース)について
成長産業領域に特化した国内最大級の情報プラットフォームです。26,000社以上のスタートアップ・ベンチャー企業のファイナンス情報や事業内容を網羅するほか、詳細な特許情報も閲覧頂けます。蓄積されたデータの分析結果や、注目のスタートアップについて深く知ることのできる取材記事も随時掲載しています。また、世界的なベンチャー企業データベース「Crunchbase」とデータ連携し、日本企業の情報を海外のプロフェッショナルに届けることで、国内の成長産業領域市場の発展に貢献しています。
https://startup-db.com/
【フォースタートアップス株式会社 概要】
社名:フォースタートアップス株式会社
代表者:代表取締役 CEO 志水 雄一郎・代表取締役 COO 恒田 有希子
設立:2016年9月1日
事業内容:成長産業支援事業
証券コード:7089(東証グロース市場上場)
所在地:東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 31F
https://forstartups.com/
フォースタートアップスは、スタートアップ企業向け人材支援を中核に、データベース運営・コミュニティ形成・資金支援・出口支援などの「成長産業支援プラットフォーム」を構築し、スタートアップや挑戦者を支える各種サービスを提供しています。
採用情報については、 当社の採用ページをご確認ください。
https://www.forstartups.com/careers