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株式会社ポニーキャニオン

漫才の原型?国指定重要無形文化財「伊勢太神楽」の奉納が開催

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三重県桑名市で開催

三重県桑名市は首都圏での市のプロモーションのため、東京都港区に本社を置く株式会社ポニーキャニオン内に首都圏PR事務局を設置している。株式会社ポニーキャニオンはこれまで、同市の地域資源をブランディングして発信するため、小説家の柏井壽、ラッパーのMummy-D、そして文筆家の白洲信哉を「魅力みつけびと」に起用し,
3年間にわたる魅力発信を行う等、多岐に渡る事業を展開中。今回は、桑名市が誇る祭りについて紹介する。

伊勢太神楽は、かつて伊勢神宮に参拝できない遠方の人のために、太夫が伊勢神宮の使いとして、獅子舞をしながら西日本を中心とした各地を巡り、神札を配っていた神事芸能です。21世紀の今もなお、伊勢大神楽講社の人たちによって受け継がれ、各地の社寺の境内や村々の各戸で神楽を舞っています。

伊勢太神楽は「獅子舞」と、古代散楽の流れを持つ「放下(ほうか)芸(げい)(曲芸)」で構成され、太鼓や笛の音に合わせて演じます。演目には、鈴の舞・四方の舞・跳びの舞・扇の舞・綾採(あやとり)の舞・水の曲・吉野舞・手鞠の曲・傘の曲・楽々(ささ)の舞・剣の舞・献燈の曲・神来(しぐる)舞(ま)・玉獅子の曲・剣三番叟(つるぎさんばんそう)・魁曲(らんぎょく)の16曲あります。豪壮な獅子による神楽を「舞」、皿回しや剣舞などの放下芸を「曲」と呼び、すべてを演じることを「総舞(そうまい)」と呼びます。

放下芸の合間に登場する「チャリ師」は、道化役として聴衆の笑いを誘い、放下師との掛け合いが「漫才」の原型といわれています。へまをしたりすることに、ツッコミ加える掛け合い漫才風の口上で、終始観衆を笑わせ楽しく進行します。

【概要】
増田神社は伊勢太神楽の家元にとっての守護神であり、大切な拠点です。その境内で毎年12月24日の行われる「総舞(そうまい)」は、普段は全国を巡回している各組が一堂に会し、すべての舞を見ることができる貴重な場です。伊勢大神楽講社の家元の組には、山本源太夫組・森本忠太夫組・山本勘太夫組・加藤菊太夫組・石川源太夫組があります。講社の代表を務める山本源太夫さんは、23代目にあたります。
「総舞」が終わると各組は、また旅とともに生きる生活へと戻っていきます。

【開催日時】
令和元年(2019年)12月24日(火)
午後0時30分~午後3時30分

【開催場所】
増田神社(三重県桑名市太夫)
三重交通バス「大山田団地行き」他、太夫バス停下車、徒歩3分
駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。

【詳細】
伊勢大神楽講社ホームページ http://www.ise-daikagura.or.jp/

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