株式会社世界文化社(東京都千代田区九段北/代表取締役社長:鈴木美奈子)は、2019年5月に刊行した絵本『あまがえるのかくれんぼ』の4刷重版を決定いたしました。

■署名運動から生まれた絵本『あまがえるのかくれんぼ』
『あまがえるのかくれんぼ』は当初、保育園・幼稚園向けの直販商品(ソフトカバー)でした。しかし、非売品として置いていた丸善飯能店でのあまりの人気ぶりから書店員さんの署名運動がはじまり、ハードカバー版として出版することになりました。本書は、小学館児童出版文化賞受賞作家 たてのひろしと、生物画家 かわしまはるこが初めて描く “会話するカエル”の物語です。子どもから大人まで楽しめる心温めるストーリーを描いています。新聞書評・ラジオ・テレビなど各メディアでも話題となり、今回の重版が決定いたしました。また、絵本情報サイトの「絵本ナビ」では、編集部が推薦するNEXTプラチナブックにも選定されました。
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=IKBfSREwv5w ]
▲署名運動のエピソード動画
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=3sLFhwZqOsQ ]
▲(著者インタビュー動画)著者のお二人が語るこの絵本に込めた想い
<あらすじ>
あまがえるのラッタ、チモ、アルノーの3匹がかくれんぼをして遊んでいると、ラッタの体がへんな色になってしまいました。一体どうしてしまったのでしょうか?小学館児童出版文化賞受賞作家・たてのひろしと、生物画家・かわしまはるこが初めて描く “会話するカエル”。愛しき小さな者たちの成長の物語。

<著者プロフィール>
作:たての ひろし(舘野 鴻)
1968年、神奈川県生まれ。絵本作家・生物画家。幼少期より、熊田千佳慕氏に師事。美しい細密画で多くの人々を魅了している。『つちはんみょう』(偕成社)で小学館児童出版文化賞を受賞。その他の作品に、『しでむし』『ぎふちょう』(偕成社)、『はっぱのうえに』(福音館書店)などがある。
絵:かわしま はるこ
1967年、埼玉県生まれ。生物画家。2006年より舘野 鴻氏に師事し、昆虫や植物などの観察法や生物画を本格的に学ぶ。絵本に『せみのこえ』(福音館書店) 挿絵に『野が集まる庭をつくろう』『世界の美しき鳥の羽根』(誠文堂新光社)などがある。

『あまがえるのかくれんぼ』
■作:たてのひろし 絵:かわしまはるこ
■発売日:2019年5月9日(木)
■定価:1,200円+税
■発行:株式会社 世界文化社