女性にとっての理想のパートナー像といえば、古くは「3高」(高学歴、高年収、高身長)、最近では「3平」(平均的な年収、平凡な外見、平穏な性格)などが代表的。一方、男性にとっての理想のパートナー像は、意外とはっきりしないもの。婚活支援サービスのパートナーエージェントは、そんな男性たちの理想像を明らかにすべく、20代~50代の未・既婚男性1000名を対象に「理想のパートナー像と、パートナーとの理想の関係に関するアンケート」を実施した。
まず、「パートナーの理想の年収」について質問をしてみると、1位「気にしない」(50.8%)、2位「同じくらいがいい」(23.4%)という結果に。最近は男女ともにあまり年収を気にせず、自分と生活水準が合うパートナーを求める傾向があるようだ。しかし、未婚男性と既婚男性の間には大きな違いが。年収が自分より「低い方がいい」と考える未婚男性は11.6%%なのに対して、既婚男性は24.6%で、2倍以上の開きが生じているのだ。既婚男性は、やはり“オトコの面子”を保ちたいということなのだろうか?
次に、「パートナーとの理想の役割分担」と訪ねてみると、未婚男性では50代を除き、35%以上が「家事を分担し、共働きをしていきたい」と答え、パートナーと対等な生活を求めている。だが、実際に結婚してみるとそう簡単にはいかないようで、既婚男性の29.6%もが「パートナーには家事や育児などを担当してほしい」と考えており、その数は未婚男性の約3倍にものぼった。
さらに、「パートナーの理想の年齢」については、半数近い44.1%が「下の方がいい」と回答したものの、「気にしない」(28.8%)、「同じくらいがいい」(19.7%)もかなりの数にのぼった。また世代別では、20代男性が「同じくらいがいい」(35.2%)、「上の方がいい」(15.2%)と回答し、ほかの年代よりも同年代や年上女性を理想とする割合が高かった。
このように、イマドキの未婚男性は、“共働き&家事は分担”という、パートナーと対等な生活を求める人が多い模様。女性のみなさん、参考になりました??
「理想のパートナー像と、パートナーとの理想の関係に関するアンケート」
集計期間:2012年11月13日~16日
調査対象:20~50代の未・既婚男性1000名