新型コロナウイルスの感染拡大で、帰省したくても今年は我慢という人も多いのでは。
そんなお盆の時期、8月12日(水)~18日(火)の期間、阪神梅田本店1階パンワールドにパン工房「Keitto Bakery」が出店し、故郷を思い出すご当地パンなどを限定発売している。
いつでも家族の幸せを想うパン工房
「Keitto Bakery」は、大阪・堀江にあるパン工房。子育てファミリーの幸せな時間を想って、毎日パンを手作りしている。そんな同工房が、今年の夏、新型コロナウイルスによって帰省できなくなった家族を想って作ったご当地パンを限定発売!
青森県のご当地パン・りんごロールパン
青森県のご当地パン<りんごロールパン>は、青森出身のパン職人・渡邉さんが故郷を想って企画開発したパン。水を一切使わずに、代わりに青森県産の100%ジュースを使用している。
ふわふわの生地に角切りりんごがたくさん入っており、自然の甘みとりんごの栄養もたっぷりなので、子どもの朝ごはんにもオススメ。田舎を感じさせる素朴でシンプルな見た目と、小さな子どもからお年寄りまで楽しめる心温まる味となっている。価格は155円(税込)。
高知県のご当地パン・帽子パン
高知県のソウルフード「帽子パン」を、<帽子パン ゆず風味>として同工房風にアレンジしたパンも発売。「帽子パン」とは昭和30年代に誕生したもので、メロンパンにかけるビスケット生地を忘れたパン職人さんが慌てて発酵後に生地をかけたところ、帽子のような形に焼きあがったのが由来だそう。
こちらは高知出身のパン職人・野本さんが担当。「高知の家族と離れて、大阪の地でパン職人としてがんばっています!」とコメントを寄せている。価格は155円(税込)。
アパレル会社運営ならではのパン工房
“毎日食べるパンだからこそ、子育て家族に嬉しい手頃な価格かつ安心で美味しいパンを作りたい”という想いを大切にしている同工房。パン職人が、パンを囲む家族の幸せな時間を思い描きながら商品を開発し、丁寧に手作りしている。
また同工房は、アパレル事業を基盤に置きながら食の事業を行なっている「ノースオブジェクト」の運営。味はもちろん見た目やデザインにもこだわり、毎月アパレルデザイナーが起案したテーマをパン職人がパンとして具現化しているのも面白い。
「パンワールド」には、約30種類のパンを出品予定。例年と違ったお盆休みだからこそ、ご当地パンで帰省気分を味わってみては。
※おでかけの際には十分な感染症対策をお願いいたします。