近年、“男性の産後うつ”リスクが増加してきているという。
助産師の力で“いのち”に関わる社会問題を解決するWith Midwife社では今回、男性も気軽に育児について相談できる仕組みづくりを目指し、運営する助産師プラットフォーム「Meets the Midwife」内にて、男性やそのパートナーに向けたフリーセミナーを開催する。
同セミナーは5月中の毎週日曜日20:00~21:00にzoomで開催、参加費は無料だ。パートナーシップや妊活・不妊、妊娠・出産、育児、性教育に関することをテーマとしている。
男性が育児知識を得る機会が減ってきている
同社によると、産後1年間で、夫婦が同時期に「メンタルヘルスの不調のリスクあり」と判定された世帯は年間3万世帯に及ぶとされ、そのリスクの割合は男性が女性をやや上回っているという。
また、新型コロナウイルスの影響で両親教室や立会出産などが制限され、男性が育児知識を得る機会や相談窓口が減ってきている。
Meets the Midwife
同社が運営する「Meets the Midwife」は、全国の助産師を分かりやすく可視化して一般の方と繋げる、日本初(※1)の助産師プラットフォームサービス。
同サービスでは、北海道から沖縄県まで、助産師の顔写真や略歴、得意なケアや提供するサービスなどが一目で分かるようになっており、助産師同士や妊産婦同士の交流の場としても活用されている。
第1夜「パートナーシップ」
5月2日(日)は、第1夜「パートナーシップ」と題して、産後の女性のホルモンの変化や取り巻く環境の変化の中で、どのようにコミュニケーションをとればよいかを考える。講師はやまがたてるえ氏。
第2夜「妊活・不妊」
妊活や不妊治療はパートナーと一緒に行うことが必要不可欠だ。5月9日(日)開催の第2夜「妊活・不妊」では、池永みずき氏が講師を務め、男性の検査・治療を中心に、不妊治療やパートナーシップについて伝える。
第3夜以降も充実の内容
そのほか、5月16日(日)は岸美緒氏による第3夜「妊娠・出産」、
5月23日(日)は鈴木円香氏による第4夜「育児」、
5月30日(日)は渡邉安衣子氏による第5夜「性教育」をテーマにセミナーが開催される。
助産師は出産だけでなく、性教育や妊娠、育児、更年期などに寄り添うことができ、家族の伴走者のような存在である。出産や育児などで「心や身体疲れている」と感じた人は「Meets the Midwife」で助産師の力を借りてみては。
詳しい内容などに関しては、「Meets the Midwife」公式サイトで確認を。
(※1)同社調べ