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奄美・加計呂麻島の「真きび酢」が地元文化を表現したパッケージにリニューアル

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奄美・加計呂麻(かけろま)島でさとうきびの栽培・加工を行う「タイケイ製糖」が、さとうきびの発酵食品「真きび酢」のパッケージデザインをリニューアル。7月から「タイケイ製糖」公式HPや全国販売店などで順次発売されている。

太茎種を使用、昔ながらの製法の「真きび酢」


きび酢とは、さとうきびの産地の中でも奄美諸島でしか製造されていない、全国的にも希少なさとうきびの発酵食品。「真きび酢」は、近年作り手がほとんどいなくなった在来さとうきび「太茎(タイケイ)種」から製造された“本格きび酢”だ。


一般的な食酢が菌類を添加して発酵を促すのに対し、「真きび酢」は太茎種さとうきびに存在する菌のみを利用し発酵させているため、あまり酸味は強くないものの、かつて酢を自家製することが当たり前だった頃と変わらない製法と味わいを残している。

さらに、「真きび酢」は、きび酢で唯一、「日本産であること」「食品添加物、化学調味料等を使していない等、安心であること」「生活者が購入する際の指標となるための美味しさが確認できること」をクリアした『食の3重丸』認定製品となっている。


ツンとしないまろやかな口当たりなので、特に飲用に最適。ジュースや甘酒などで割るとさらに美味しく楽しめる。また、野菜や魚などの酢漬け保存食に使用すると、素材の味わいを引き立ててくれる。

加計呂麻島の方言が隠れたパッケージ


今回新しくなったパッケージの背面にある製品紹介は、開封する過程で方言訳と英訳が現れる。方言には、消滅が危惧される奄美方言の中でも、畑と加工所を構える加計呂麻島・野見山地区の方言が使われている。

さとうきびのイラストは、以前のパッケージから引き続き、島を訪れて親しくなった旅行者がパッケージ用に描きおろした手描きのさとうきびのイラストを使用している。

70ml入りの「カケロマブルーボトル」も販売開始


今回のリニューアルにあわせ、従来の200ml、500mlに加えて、新しく70mlサイズの「カケロマブルーボトル(70ml)」が仲間入り。加計呂麻島周辺の美しい青い海をイメージしたボトルで、ちょっとしたプレゼントにも最適だ。

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