“行列ができる道の駅”として知られる「道の駅よがんす白竜」や、本格イタリア料理の「Pizzeria YOGANSU」を運営する「よがんす白竜」。
同社は、地元素材を融合して醸した日本酒「OKITA9241」を5月2日(月)~6月5日(日)の期間、Makuakeにて特別価格で先行販売中だ。
米とテロワールの違いを味わう日本酒
葡萄の品種とテロワール(自然環境)でワインの味わいが変わるなら、日本酒でも同じことが言えるはず。同社では、米とテロワールの違いを味わう価値観を育む「次世代の日本酒」を造るため、三つのことにこだわったという。
一つ目は、テロワールを固定するため、「単一の田んぼ」で原料米を自家栽培すること。三原市大和町大草沖田9241番地の田圃で栽培されており、ネーミングの由来にもなっている。
二つ目は、米本来の味を引き出すためお米は磨かないで醸し、精米歩合は90%にすること。
三つ目は、“類を見ない酒質”を目指すため、原料米に「イタリア米と日本米」の交配種を使うこと。イタリア米「カルナローリ」のDNAを受け継ぎ、美味しいリゾットをつくるために開発された「和みリゾット」が使用されている。これらのこだわりから、地元三原の老舗酒蔵「醉心山根本店」との連携によって「OKITA9241」が誕生した。
地元の老舗酒蔵との連携
広島県三原市は、品質の高い日本酒を造る酒処として全国的に知られていたが、現在も残る酒蔵は「醉心山根本店」のみ。160年の歴史をもつ老舗酒蔵として、今も当時の高い技術と品質を維持し続けている。
今回、同社の愛する土地にある貴重な地域資源を「醉心山根本店」の歴史に裏打ちされた技術と融合させ、「次世代の日本酒」造りに挑戦したという。
白ワインを意識した味と香り
「OKITA9241」の味覚コンセプトを決めるときに意識したのは「白ワイン」だそう。香りは、爽やかな柑橘系の中に少し甘いフルーツが混ざるようなイメージに。
味はしっかりとした酸味と同時に、米本来の甘味と旨味、苦みがバランスよく混ざり合って複雑な印象を与え、余韻も長く続く。これが「OKITA9241」の味と香りの特徴だ。
「OKITA9241 無濾過生原酒(純米酒)」5,500円(税込)と
「OKITA9241 原酒一度火入れ(純米酒)」4,400円(税込)の2種。同商品は限定730本製造されており、「OKITA9241 無濾過生原酒(純米酒)」が130本、「OKITA9241 原酒一度火入れ(純米酒)」が600本となる。
Makuakeでは5月2日(月)~6月5日(日)の期間に特別価格で先行販売され、6月17日(金)から「道の駅よがんす白竜」特産品売り場などにて一般販売が開始される。
様々な単一田と品種の違いを味わう
初出荷の今年は、原料米の栽培を三原市大和町でスタートしているが、来年以降は様々な場所の単一田と様々な品種の米で酒をつくり、その違いを味わえるようにするという。日本酒にもワインと同じような、米とテロワールの違いによる味と香りの変化を楽しむ文化を広めていくことも目指しているとのこと。
また、同社では米を栽培する仲間も募集しているので、興味のある人は「よがんす白竜」公式サイトより問い合わせてみよう。
「次世代の日本酒」として造られた「OKITA9241」で、米とテロワールの違いを味わってみては。
「よがんす白竜」HP:https://yogansu.co.jp/
Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:田圃の番地を名乗った日本酒 道の駅発ブランド「YOGANSU」の挑戦!