宇都宮動物園が、トレードマークでもあるアミメキリンの寝小屋を改修するため、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、2月13日(月)~3月25日(土)23:00の期間「#宮子からのバトンを繋ごう|宇都宮動物園の動物たちの住環境向上へ!」プロジェクトを実施中だ。
宇都宮動物園は8年後に50周年
8年後に50周年を迎える宇都宮動物園。50周年を迎えた時もその先も、動物たちが心身ともに健康で長生きできる施設にすることを目指している。
過去にもクラファンを無事遂行
しかしながら、動物たちの健康において重要な住環境は、現在ほど動物福祉に対する考え方が普及していなかった当時に作られたレジャー重視の施設のままで、決して快適とは言えない状態。
一昨年前、同園で暮らすゾウの宮子(♀49歳)に段差のないプールを提供すべく実施されたクラウドファンディングプロジェクトでは、支援者のおかげで無事プロジェクトが遂行された。
アミメキリンのハツカは国内最高齢
宮子以外にも高齢動物がおり、その中でもアミメキリンのハツカ(♂29歳)は国内最高齢だ。
職員達も環境整備を望んでいるが、コロナ禍で団体入園者数が減り、入園料でその資金を集めることは難しい状況となっている。
支援はキリン舎寝小屋の改修費用の一部に
そこで今回、ハツカが安心して穏やかに過ごせる空間をつくるために、同園は2回目のクラウドファンディングプロジェクトの実施を決断。
支援された資金は、キリン舎寝小屋の改修費用の一部に充てられる。
目標金額は1,500万円
プロジェクトは購入型とAll-in形式で、支援コースは5,000円~100万円まで。目標金額は1,500万円で、リターンとして「オリジナルグッズセット」「宇都宮周遊ツアー」「命名権」などが用意されている。
宇都宮動物園のアミメキリンが、健康で長生きできるよう、クラウドファンディングに参加してみては。
READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:#宮子からのバトンを繋ごう|宇都宮動物園の動物たちの住環境向上へ!
(佐藤ゆり)