ベジプロジェクトジャパンは、東京都内のヴィーガングルメのガイドマップ「東京ベジマップ 2023-2024」(第3版)をリリースした。過去最多の200店を掲載するほか、クーポンもより充実した内容となっている。
観光案内所やマップ掲載店で入手可能
「東京ベジマップ」は、都内にあるベジタリアン・ヴィーガン対応の飲食店が一目でわかる紙媒体のマップ。東京都内の観光案内所やマップに掲載されている飲食店などで、無料で入手することができる。
同マップを設置している主な観光案内所は、千代田区観光案内所、中央区観光情報センター、台東区役所 観光課、東京シティアイ 観光・ビジネス情報センター、東京観光情報センター、新宿観光案内所、浅草文化観光センター、TIC TOKYO、TERMINAL GINZA(銀座シックス)などだ。
近年、環境問題や動物倫理、食糧危機、健康や美容への意識の高まりなどを受け、プラントベースやヴィーガンが注目されている。また、コロナ禍を経て、訪日外国人観光客が再び増えているが、その中に一定数いるベジタリアンやヴィーガンの人々は、安心して食事を楽しめる飲食店を探している。
同マップは、こうした需要に対応するとともに、利用者に都内のベジタリアン・ヴィーガングルメの魅力を紹介する。
注文時に使えるようイラストも掲載
同マップでは、国内外を問わずより多くの人に使ってもらえるよう、すべて日本語と英語を並記。日本語が話せない外国人観光客がヴィーガンメニューを注文する時に使える、指差し会話のイラストも掲載している。
また、都内のランドマークとなる建物やその土地に関連するイラストも掲載。同マップを片手に、都内を観光しながらヴィーガングルメを楽しむことができる。
さらに、同マップに掲載されているQRコードを読み込んでアンケートに答えると、約40店舗で利用できるクーポンが配信される。ワンドリンクサービスやヴィーガンスイーツプレゼント、会計10%オフなど、このクーポンひとつで、クーポンキャンペーン参加店のさまざまなサービスが受けられる。
ベジプロジェクトジャパン
同マップをリリースした「ベジプロジェクトジャパン」は、企業、自治体、政府、大学、国際団体と協力しながらヴィーガン・プラントベースの選択肢を世の中に増やす事業を展開しているNPO法人。
京都大学や東京大学をはじめとした各大学や飲食店へのヴィーガンメニュー導入、メーカーの商品作りのサポート、ヴィーガン認証の交付、自治体や政府のベジタリアン・ヴィーガン関連の事業への参画、講演会の開催などを行っている。
同マップは、ベジタリアンやヴィーガンの人への店案内になることだけではなく、ヴィーガン対応の取り組みをしている事業者のサポートになったり、マップに目がとまった人がヴィーガン料理を食べてみるきっかけになったりすることも願って作られてきた。
この機会に、「東京ベジマップ 2023-2024」をチェックしてみては。
ベジプロジェクトジャパン公式HP:https://vegeproject.org/
(ソルトピーチ)