6年連続ミシュラン東京ガイド1ツ星、サステナブルな料理店を評価するグリーンスターを4年連続獲得しているフレンチレストラン「LATURE」を運営するLATUREが、ピザ店に挑戦！

渋谷サクラステージにて、本場ナポリの“ピッツァ”ではなく、日本の優れた食材を活かした新しい日本発の“ピザ”店「CielPizza(シエルピザ)」を、7月25日(木)にオープンした。

渋谷から日本発“ピザ”を発信

日本にピザが普及し、日本の風土や技法、様々な独自の食材と結びつき本場ナポリの“ピッツァ”とは異なる独自の広がりを見せている。今回オープンした「CielPizza」は、日本オリジナルの料理としての“ピザ”を追求し、新しい文化が生まれゆく街、渋谷から発信。

渋谷に訪れる若者だけでなく、様々な世代、様々な国から訪れる人々にも、渋谷から生まれるあたらしい日本のピザを味わってほしいと考えている。

日本の優れた食材を厳選

「CielPizza」のピザ生地には熊本県産の米粉を使用。米の香ばしく、炊き立ての湯気が生み出す上質な印象は日本人を幸福な気持ちにさせてくれる素材の一つであり、小麦粉ベースの生地よりも、冷めても美味しいという。

使用するチーズは、チーズ職人柴田千代氏が生産する独自のクラフトチーズ、チーズ工房千(sen)、北海道産ナチュラルチーズ専門店、チーズの声の厳選チーズを使用。

メニューにより配合料の違いや他の品種を使用しているものがあるので、詳しくは店舗に問い合わせよう。

さらに、同店の看板メニュー「マルゲリータ」には、奇跡のトマトと言われるオスミックトマトを使用。野菜はシェフの地元・千葉産のものを中心に、自社農園でとれた野菜も使われ、ナポリスタイルに比べて、使用塩分の大幅削減も実現している。

食材の風味を生かすガス窯を使用

また、薪窯を使用するのが本場ナポリの味を追求した昨今のトレンドだが、同店では、あえてガス窯を使用することで、余計な薪の香りを付与することなく、食材そのものの香りや風味を愉しめる焼き方を優先。

ガス窯を使用することで薪の水分量や湿度等の要因を可能な限り抑え、食材の状態に合わせて安定して均一においしく焼き上げ提供することができる。

サステナブルな飲食店を目指す

同店では、フレンチレストラン「LATURE」と同様にサステナブルな飲食店を目指すとのこと。

自然のバランスが崩れ、増え過ぎてきてしまっている害獣を活用したジビエを使用したメニュー、味やクオリティは高品質だが市場に出回らない形の悪い野菜、可能な限りフードロスや廃棄を減らす取り組み、自然への恩恵を最大限に活かす努力は惜しまず、いままで行ってきた方針を継承するという。

「CielPizza」のメニューをチェック

メニューの一部をチェックしていこう。

スペシャリテピザは、一度は食べてもらいたいシグネチャーピザ「シエルピザ」￥2,500と、シェフの故郷“千葉”の最高な食材をのせたマルゲリータピザ「故郷」￥2,500。　　　　　　　　

定番ピザは、カラフルなトマトとモッツァレラ、バジルをのせたシンプルな「輝色“KI I RO”」￥1,700、ミートソースグラタンなピザ「大地の恵み」￥2,400、4種類のチーズをのせたクワトロフォルマッジ「4つの鼓動」￥2,900をラインアップ。

季節のピザ「海の潮風(山利のしらす・九条ネギ・国産レモン・穂紫蘇)」￥2,400、「川のせせらぎ(鮎・川海苔・ぶどう山椒・スダチ)」￥2,500も味わってみて。

他にも、アラカルトに「ピザ屋のシンプルポテトフライ」￥500、「猪のフランクソーセージ」￥700、「産直葉野菜のグリーンサラダ〜レモンドレッシング〜」￥900、「鴨肉のパテドカンパーニュ」￥1,500、デザートに「北海道メロンのブランマンジェ」￥650、「八女抹茶とホワイトチョコのテリーヌ」￥650を用意。

ワイン、日本酒などのアルコールや、ソフトドリンクも取り揃えている。

「CielPizza」で、日本ならではの優れた食材を活かしたピザを味わってみては。

■CielPizza
住所：東京都渋谷区桜丘町1番4号 渋谷サクラステージ SHIBUYAサイド4階
営業時間：11:00～23:00(L.O22:30)
公式サイト：https://cielpizza.com
公式Instagram：https://www.instagram.com/ciel_pizza

※食材の仕入れ状況によりメニュー変更、価格調整が発生する場合がある。

(佐藤ゆり)