植物療法に関する商品開発などを手がけるissowは、植物療法と未利用資源を組み合わせたハーブシロップ「LIFE SYRUP -Akamatsu/Echinacea-」120ml/¥3,078(税込)を、12月5日(木)に公式オンラインストアにて発売した。
植物療法×未利用資源を活用した商品開発
Issowは、「植物の力を余すことなく活用し、人と自然の健やかな未来をつくる」を理念に、植物療法×未利用資源を活用した商品開発を行っている。植物療法の知識を多様な商品・サービスに活かしていくことで、社会全体の健やかさにも貢献できるよう、同じ志を持つ企業・団体との取り組みも増やし、植物療法の新たな可能性を広げていくことを目指している。
植物が持つ成分を活用した伝承療法
植物は、動物のように動けないからこそ、外敵や菌、紫外線などから身を守るための多様な化学成分を自ら作り出している。植物療法は、こうした植物が持つ成分を活用し、体に備わった自然治癒力に働きかけ、日々の心身の健康や病気の予防、回復期などに役立てる伝承療法。
フランスでは、人々の暮らしの近くに植物療法があり、自分や家族の毎日のケアのために、信頼できるハーブ薬局へ行って体調の相談をするそう。日本ではあまり馴染みがない植物療法だが、四季があり、自然環境も豊かな日本では、古くから植物を使った養生の知恵が受け継がれてきた。普段何気なく取り入れているものの中に、日本ならではの植物療法が実はたくさんある。
未利用資源活用の新たな切り口となる植物療法
issow代表の真辺氏は、植物療法士として植物の多様な個性に魅力を感じ、これまで様々な植物を活用してきた。その一方で、ただ捨てられてしまう植物があることや、そこに価値を見出したいと取り組んでいる人がいることを知った。未利用資源を活用する取り組みはこれまでにも多く発表されているが、持続的に多様な視点での取り組みが必要であり、植物療法が新たな切り口として役立つのではないかと考えた。
捨てられてしまう植物も含め、どの植物にもこれまで生きてきた力がある。植物療法は決して病気を治療するものではないが、自分の心身の健康を自分で守りたいと願う人たちにとって、現代においても大切な選択肢の一つであり、健やかな暮らしの支えとなっている。
長野県の未利用資源・赤松との出会いから誕生
issowの最初の商品となる「LIFE SYRUP」は、長野県で間伐や剪定のため、そのままだと捨てられてしまう赤松との出会いから誕生した。日々の健康をサポートするという視点から、その活用方法を見出したのが「LIFE SYRUP」だ。
「自分の手の届く範囲に頼れるものを」との思いから、日常的にさっと使いやすく、植物療法に初めて触れる人にも手に取りやすいものにしたいと考え、シロップという形にした。決して特別なものではなく、一人ひとりが自分の心身を大切にするきっかけを作れるような、日々の暮らしに寄り添うシロップが完成した。
松とハーブに柚子などを加えたシロップ
「LIFE SYRUP」のレシピは、植物療法士である真辺氏が一から開発した。古代中国の薬物書にも記され、古くから人々の健康に寄り添って松と、コロナ禍以降注目を集めているエキナセアをはじめ、体がもともと持つ健やかさを引き出してくれるローズマリーやタイムをブレンド。ゆずや生姜といった日本人に馴染み深い素材も加え、あたたかみのある味わいにもこだわった。
シロップを構成する大切な要素の砂糖には、ミネラルを閉じ込めるようじっくり焚き上げられた素焚糖を採用。それぞれの植物の特徴と相まって、滋味深く奥行きのある味わい。飲むときに鼻に抜けていく植物の香りも、ゆっくりと楽しみたいシロップだ。水やお湯で4〜5倍に薄めて楽しもう。
未利用資源を活用した植物療法のシロップ「LIFE SYRUP -Akamatsu/Echinacea-」を手に入れて、自分の心身の健康を見つめてみては。
Issow URL:https://issow.co.jp
Issowオンラインストア:https://shop.issow.co.jp
(山本えり)