
シュタイナーこども園の園長・赤川幸子氏は、シュタイナー幼児教育100周年を機に、親子が九十九里の畑で季節を体で感じる自然体験イベント「畑と野原あそび」を、6月27日(土)・28日(日)の各10:00〜13:00、千葉県長生村のシュタイナーガーデン九十九里で開催する。
自然体験の機会が失われつつある時代に
今年はドイツでシュタイナー幼児教育が始まって100周年の節目にあたる。AIやデジタル機器、早期教育への関心が高まる一方で、幼児期の子どもたちが土に触れ、風を感じ、虫や草花に出会い、季節の実りを味わう機会は少なくなりつつある。
この節目に、九十九里の畑で親子が季節を“知識”ではなく“体”で感じる時間を届けることを目的に「畑と野原あそび」が企画された。
夏野菜を親子で収穫し味わう

イベントでは、一年で最も光が豊かに降り注ぐ季節に育ったキュウリ・インゲン・ズッキーニ・ナス・ピーマンなどの夏野菜を親子で収穫し、野外で味わう。
畑で育った野菜を収穫するだけでなく料理し食べ、さらに一部は家庭に持ち帰ることで、その日の食卓でも「土の香り」「出会った虫」「畑での出来事」が親子の会話になる。畑から暮らしまでがつながる体験を大切にしているとしている。
当日は夏の気配を感じる企画として、自然シロップをかけたかき氷、ガーデンプールでの水遊び、ハーブガーデンのミントなどを使った爽やかなハーブティーも楽しめる。
都心の子ども園と九十九里の自然拠点をつなぐ取り組み

「シュタイナーガーデン九十九里」は、東京都心部の高輪・広尾にある子ども園と千葉・九十九里の自然環境をつなぐ場として開かれた自然体験拠点。
千葉県長生村に位置し、海まで車で約10分の場所に田んぼと野原が広がり、潮の香りを含んだ風、カエルや鳥の声、草花や虫たちとの出会いを親子で体験できる。
親子で畑を耕し、野菜を植え、収穫し、食べる体験のほか、野外料理・季節の祝祭・手仕事・本格木工・テント泊なども行っている。都会で暮らす親子にとって自然は「遠くにある特別なもの」になりがちだが、幼児期の子どもにとって土の手触り・野菜の重み・風の匂い・水の冷たさ・虫や草花との出会いは感覚と生命力を育てる大切な経験だとしている。
参加費・持ち物
「畑と野原あそび」の参加費は1家族5,500円(税込6,050円)、大人1人での参加は3,000円(税込3,300円)。内容は畑仕事・夏野菜の収穫・野外料理・季節の手仕事・野原あそび・かき氷・ガーデンプール・ハーブティーなどが含まれる
持ち物は軍手・お昼ごはん・飲み物・スープ類を入れる器となっている。
「畑と野原あそび」に参加して、植える、育てる、収穫する、料理する、食べる、持ち帰って家族で話すという一連の体験を楽しんでみては。
■畑と野原あそびイベント概要
開催日時:6月27日(土)・28日(日)の各10:00〜13:00
会場:シュタイナーガーデン九十九里
住所:千葉県長生郡長生村一松乙1372
参加費:1家族5,500円(税込6,050円)、大人1人での参加は3,000円(税込3,300円)
高輪・広尾シュタイナーこども園 公式サイト:https://ts-kodomoen.jp
(丸本チャ子)