鳥取県および岡山県では、年度末に牛乳の原料「生乳」が大量に余り廃棄されることを防ぐため、1杯でも多くの牛乳を飲んでもらうことで、改めてそのおいしさを知ってもらい消費につなげたいと考えているという。
そこで、都内にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」にて3月24日(木)~4月5日(火)の期間、「牛乳危機を救え!鳥取&岡山牛乳飲み比べキャンペーン」と題した試飲イベントを開催。両県の牛乳にあう郷土菓子もつけた試飲セットを提供するほか、気に入った方の牛乳をプレゼントする。
牛乳消費減による牛乳ロスをくい止めたい
鳥取県では大山のふもとに広がる地で乳牛が育てられ、岡山県では蒜山高原のふもとでジャージー牛の生育が盛んだ。両県ともに山と高原、綺麗な水などといった乳牛の育成に適した豊かな環境が揃いおいしい牛乳が生産されている。
アンテナショップを共に運営する両県が立ち上がり、牛乳のおいしさを伝えながら、牛乳消費減による牛乳ロス(廃棄)をくい止めたいという想いで今回のキャンペーンを実施することになった。
人気のお菓子が付いた牛乳の飲み比べセット
同キャンペーンでは、両県で人気のお菓子をあわせた下記の牛乳飲み比べセットを1日50セット限定で提供する。
都内では、アンテナショップや一部セレクト商品の並ぶスーパーでしか手に入らない「白バラ牛乳」だが、鳥取県内では一般的に店頭に並び、学校給食でも提供されている。鳥取県産の良質な生乳を100%使用し、優しい甘さとコクがありつつも、スッキリとした後味が特徴的。
今回のイベントで、地元の人々からソウルドリンクとして愛されている「白バラ牛乳」と共に提供されるのが、老舗お菓子メーカー不二家と大山乳業がコラボした「カントリーマアム(白バラコーヒー)」。クッキー生地に白バラコーヒーを練り込んでおり、甘さの中にもほろ苦いコーヒーの味がしっかりと感じられる、プレミアムなクッキーだ。
岡山県北部の標高500mほどにある蒜山高原では、日本一といわれる数の約2000頭にものぼるジャージー牛が飼育されている。その特徴は、乳脂肪分が5%にも達する濃厚さ。絞ったばかりのジャージー牛乳はうっすらと黄金に輝くことから「黄金のミルク」とも呼ばれ、人気の高い牛乳だ。
濃厚な蒜山ジャージー牛乳に合わせるのは、そのパッケージからも懐かしさあふれる「梶谷のシガーフライ」だ。サクサクの食感に、甘みと塩気、香ばしさが絶妙にミックスされた素朴な味わいで、一度口にすると止まらないお菓子だ。
「牛乳危機を救え!鳥取&岡山牛乳飲み比べキャンペーン」で、お気に入りの牛乳を見つけよう。
■とっとり・おかやま新橋館
住所:東京都港区新橋一丁目11番7号 新橋センタープレイス
営業時間:1階10:00~21:00/2階11:00~22:00(L.O. 21:00)※営業時間は変更となる場合がある。最新情報は公式HPにて確認を。
URL:https://www.torioka.com/