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【独自調査】シャドーAIのリスクも?約8割が「アナログ業務が残っている」と回答した、中小企業における業務環境の現在地

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中小企業でデスクワークを行う正社員の声をもとに、日々の時間を奪う手作業の負担や課題を整理。無理なく働きやすい環境を整えるために必要なこととは?

デジタルトランスフォーメーション(DX)が社会全体で推進される昨今、大企業を中心に新しいシステムの導入が進んでいます。一方で、リソースが限られる中小企業の現場には、どの程度その変化が浸透しているのでしょうか。

そこで、IT分野に精通したコンサルタントによるシステム開発のための補助金申請支援事業を行う株式会社btobee( https://btobee.co.jp/ )(所在地:東京都調布市、代表:中村研士郎)は、中小企業におけるアナログ業務の実態やその影響を把握するため、全国の中小企業でデスクワークを行う正社員を対象に調査を実施しました。

本調査の結果、多くの中小企業の現場においてアナログ業務が依然として残っており、ミスや手戻り、時間不足といった社員の負担を招いている状況が見られました。

【調査結果のポイント】
・中小企業のデスクワーク社員の約8割が、現在の職場に「アナログ業務が残っている」と回答
・アナログ業務が残る層の約6割が「非公式のITツールや生成AI」を使いたいと考えた経験あり、残らない層の約2倍の水準
・アナログ業務を原因とする「ミス・手戻り」や「本来業務の時間不足」を、約6割が実感

※調査方法や対象者などの詳細については、後述の「調査の実施概要」をご覧ください。

▼本調査結果のオリジナル記事は、弊社運営メディアにて公開しています。
https://btobee.co.jp/cms/sme-analog-work-survey/

主な調査結果

1.中小企業でデスクワークを行う社員、77.2%が「アナログ業務が残っている」と回答
はじめに、全国の中小企業における業務環境の実態を把握するために実施した事前調査の結果を紹介します。日常的にデスクワークを行う正社員を対象に、現在の職場で手作業や紙ベースの処理などの「アナログ業務」がどの程度残っているか質問しました。

現在の職場におけるアナログ業務について、「数多く残っている」と回答した割合は32.2%、「一定数残っている」は45.0%でした。これらを合わせて、77.2%がアナログ業務が残っていると感じているという結果です。一方で、「あまり残っていない」と「全く残っていない」を合わせて、アナログ業務が残っていないと感じている割合は18.6%にとどまりました。

業務のデジタル化が進む昨今ですが、中小企業の現場では依然として数多くのアナログ業務が残っている状況がうかがえます。

2.アナログ業務が残る層の58.5%が「非公式ツールの活用」を考えた経験あり、残らない層の約2倍に
引き続き事前調査において、こうしたアナログな環境がもたらす影響について質問した結果を紹介します。次のグラフは、会社支給以外のITツールや生成AIを個人的に活用したいと思った経験について、職場におけるアナログ業務の残り具合別に集計したものです。

非公式ツールを活用したいと思った経験(「よくある」「たまにある」の合計)は、アナログ業務が残る層では58.5%でした。一方で、残らない層における同割合は30.1%にとどまっており、両者には約2倍(1.94倍)の開きが生じています。

アナログ環境下では、手作業などの不便さを個人の工夫で補おうとする現場の心理が強く働きやすいことが読み取れます。アナログ業務を放置することは、いわゆる「シャドーIT」や「シャドーAI」のリスクを誘発する側面もあるといえそうです。

3.アナログ業務が原因のミスや手戻り、「発生している」が63.9%に上る
ここからは、事前調査において現在の職場にアナログ業務が多いと感じていると回答した人を対象とする、本調査の結果です。アナログ業務を原因とするミスや手戻りがどの程度発生しているか質問しました。

アナログ業務が原因となるミスや手戻りについて、「よく発生している」と回答した割合は15.6%、「たまに発生している」は48.3%となりました。これらを合わせて、63.9%がミスや手戻りの発生を実感しているようです。一方で、「あまり発生していない」と「全く発生していない」を合わせた割合は30.2%にとどまっています。

ミスや手戻りが発生していると実感する割合は、発生していないとする割合を大きく上回るという結果です。手作業や目視によるチェックといったアナログな環境下においては、ヒューマンエラーが少なからず発生している現状が見えてきます。

4.アナログ業務に時間を奪われ、60.2%が「本来業務が圧迫される」と実感
アナログ業務が引き起こす課題は、ミスの発生だけではありません。続いて、手作業などに時間がかかることで、本来の業務に十分な時間が割けていないと感じることがあるか質問しました。

アナログ業務が原因となる本来業務の時間不足について、「非常に感じる」と回答した割合は15.2%、「やや感じる」は45.0%でした。これらを合わせて、60.2%が本来業務の時間が圧迫されていると感じています。一方で、「あまり感じない」と「全く感じない」を合わせた割合は33.4%にとどまりました。

ミスの発生と並んで、時間的な余裕が失われていることも、現場が抱える大きな課題であることがわかります。非効率な作業に追われることで、多くの社員が本来注力すべき仕事に向き合えなくなっている状況にあるようです。

5.システム化したい業務の最多は「データの手入力や転記」で35.8%、「手作業での集計」「紙の書類の処理」が3割台で続く
こうした課題を背景に、現場の社員はどのような業務の改善を求めているのでしょうか。最後に、現在行っているアナログ業務のなかで、特にシステム化や自動化を進めたい作業について質問しました。

システム化を進めたい作業について、「データの手入力や転記作業」と回答した割合が35.8%で最多となりました。次いで、「手作業でのデータ集計や計算」が30.8%、「紙の書類の処理」が30.1%で続いています。これら上位3項目は、いずれも3割を超える高い割合となりました。

データ入力や集計、紙の書類処理といった人の手による作業に、システム化のニーズが集まっています。これまで見てきたミスや時間不足といった課題を背景に、まずは目の前の手作業からシステム化を図り、状況を改善したいというニーズが表れていると考えられます。

まとめ:アナログ業務の放置が生むリスクと、現場の社員が求めていること

今回の調査からは、中小企業のデスクワーク現場には依然としてアナログ業務が多く残り、ミスや時間不足といった弊害につながっている状況が見えてきました。多くの社員が非効率な作業に追われ、本来注力すべきコア業務に十分な時間を割けていないのが現状です。

また、こうしたアナログ環境の放置は、業務効率の低下にとどまりません。現場の不便さを個人の工夫で補おうとする心理から、「シャドーIT」や「シャドーAI」のリスクを誘発しやすい側面があることにも注意が必要です。

こうしたリスクを防ぎ、組織全体の生産性を高めるためには、まず現場が何に不便を感じ、どのような改善を求めているのかを会社として正しく把握することが重要です。社員の声に向き合って働きやすい環境を整えていくことが、一人ひとりのパフォーマンスを安全かつ最大限に引き出す鍵になると考えられます。

調査の実施概要

調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(アイブリッジ株式会社「Freeasy」)
対象エリア:日本全国
調査期間 :
【事前調査】2026年6月14日
【本調査】2026年6月18日
対象者および有効回答数:
【事前調査】全国の正社員 3,000名(うち中小企業勤務かつデスクワーク作業あり 997名)
【本調査】上記の中小企業勤務の正社員のうち、デスクワークでアナログ業務が多いと感じる人 302名
※本リリースでは、従業員300人以下の企業のことを「中小企業」と表現しています。
※事前調査は、性年代別の正社員の人口構成比に合わせて割付を実施しています。本調査は、事前調査での出現率に基づいた割付を行ったうえで回収しています。
※本リリースの調査結果・グラフにおける割合は、小数点第2位を四捨五入した値を表示しているため、合計が100%にならない場合があります。

設問内容
- あなたの現在の職場の業務において、紙ベースの処理や手入力、目視チェックなどの「アナログな業務」はどの程度残っていると感じますか。
- 会社で不便に思った業務を補うために、会社支給以外のITツールや生成AI(ChatGPTなど)を個人的に活用して、効率化を図りたいと思った経験はありますか。
- あなたの現在の職場で、アナログ業務(手入力やExcel等での集計など)が原因で、ミスや手戻りはどの程度発生していますか。
- アナログ業務に時間を取られることで、本来の業務に十分な時間が割けていないと感じることはありますか。
- あなたが現在行っているアナログ業務のなかで、特にシステム化や自動化を進めたい作業を最大3つまでお選びください。

本プレスリリースをそのまま転載する場合を除き、調査結果の内容・グラフ・データなどを引用される場合は、出典元として下記リンクをご記載いただくようご協力をお願いいたします。
https://btobee.co.jp/cms/sme-analog-work-survey/

補助金活用やIT支援に関する最新のノウハウは、以下のサイトでも発信中です。ぜひご活用ください。
コーポレートサイト:https://btobee.co.jp/
運営ブログ:https://btobee.co.jp/cms/

株式会社btobee
株式会社btobeeは、IT分野に精通したコンサルタントによるシステム開発やDX導入のための補助金申請支援を中心に事業を展開しています。採択率90%以上の実績を持ち、事業計画の作成から採択後の各種手続きまでを一気通貫で伴走。複雑な申請業務の負担を軽減し、企業の挑戦と成長を後押しします。

▼主な利用シーン
自社サービスのための開発資金調達:新規ITサービスの企画や機能追加にかかる初期投資リスクを大幅に抑えられます。
DX・AI導入にかかる費用の確保:予算不足で先延ばしになりがちな社内DXや業務効率化に向けた、十分な資金を確保できます。
受託開発の営業における提案強化:補助金とセットでシステム開発を提案し、クライアントの費用負担を抑える強力な営業の武器になります。

▼対応している主な補助金
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
中小企業省力化投資補助金(一般型)
中小企業新事業進出補助金
事業環境変化に対応した経営基盤強化事業(東京都限定) など

【運営会社の概要】
会社名:株式会社btobee
所在地:東京都調布市菊野台3-16-4
設立:2019年11月
代表者:中村研士郎
事業内容:補助金申請支援事業、節税制度活用支援事業、LLM型検索サービス開発事業、海外人材採用プラットフォーム事業
会社ホームページ:https://btobee.co.jp/
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【過去の調査リリース】
- 【公的支援制度の調査】前向きに検討しても約3割が申請手続きを「途中で断念」?オンライン化が進む今、改めて見えた課題とは
- 【補助金調査】住宅・車・結婚など、費用で妥協した約8割が制度を「よく知らず」。自己負担軽減で、行動が変化した可能性も?
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